「いけず石」と、俗に呼ばれている石があります。
たとえば、こんな石です。

家の角に置かれ、付近を通行するクルマが誤って家の壁や設備などを傷つけてしまわないように防ぐもの、とされています。
逆にドライバーの側にたてば、曲がり角でガリっと嫌な音がした。後で見ると、ホィールが傷ついている。チクショー、あの意地悪な(いけずな)石のせいだ、となるわけです。
「いけず」というネーミングが暗示するように、いけず石は京都に多いといわれています。ところが、ボクが住んでいる池田にもけっこう多いのです。試しに「いけず石」をネット検索すると、なかなかの広がりを持つことがわかりました。ファンもいるようです。
情報を整理してみましょう。
- いけず石は京都に多い(一応そうしておきましょう)
- クルマが家屋を傷つけるのを防ぐために置く
- ただし、それが北東角に置かれている場合は、鬼門封じの役割を持つとも考えられる
- 京都以外の場所にもある(が、どこにもあるというわけではなさそう)
- 正式名称? または、いけず石以外の名称あるのかないのか、不明。
- 建築的な定義など=ない(建築家の友人に聞いてみましたが)
- いつ頃からあるのか(歴史)不明。クルマ=自動車とすれば昭和(とくに戦後)。荷車であれば、江戸または室町。牛車までさかのぼれば、平安時代。
いま言えるのは、こんなところでしょうか。






なぜ京都に多いのかを考えると、
- 道が狭い
- 交通量がそこそこ多い
- 守りたいものがある(古い家屋など)
この3つが、いけず石を生んだ要因ではないかと。私見ですが。
逆に言うと、これに当てはまれば、いけず石を生み出す確率がぐんと上がるというわけです。


ブロック。
池田にも、これがある程度当てはまります。とくに、呉春のある綾羽町のあたりはそんな感じです。
逆に、池田市でもっとも古い分譲地といわれる室町のあたりには、いけず石はほとんど見当たりません。このあたりは区画が大きく、道幅も広いためです。いけず石が面白いのは、これがあくまで自然発生的に現れているということです。
さて、あなたのお住いのあたりはどうですか?
いけずな石はありませんか?




いけず石!名前が付いているとは。
言われてみれば、池田では見たような気がしますね。
家を守りつつ、下手くそな運転の車には有無を言わせずダメージを与えるという、まさにいけずなシステムの石。おもしろい。
今の家の近所でも探してみよう。
犬も歩けば石にあたる
下ばっかり見て歩いているわけじゃないですが、
前から気になってたんですよ。
あと、やたらと地蔵さんが多いのも池田の特徴ですね。
急に暑くなってきましたね。
夏バテしないように、気をつけて。