徒歩5分 紫式部に会いに行く

大河ドラマ「光る君へ」が、明日(1月7日)から始まります。これまで大河で視聴率を稼いできたのは、戦国物か幕末ものと相場が決まっておりましたが、その常識を打ち破ったのが一昨年の「鎌倉殿の13人」。
いや~あれは面白かったねぇ。平安から武士の時代へと、ズルっと時代が動くさまを、いきいきと見せてくれました。
そして今年の「光る君へ」。一般にはあまりなじみの薄い、平安時代を舞台にして、果たして成功するのか?
それはわかりませんが、ボクとしてはたいへん楽しみにしています。実のところ、「源氏物語」についての勉強を去年始めるつもりだったのに、なんとなく頓挫してしまった経緯もあります。
今年一年、「光る君へ」に伴走してみたいと思います。

紫式部のお墓

私、昨年ここ京都市北区紫野に引っ越してきたのですが、その我が家からなんとわずか徒歩5分のところに、紫式部のお墓があります。

場所は、堀川通の鞍馬口上るです。広い堀川通に面して、やや唐突という感じでこのお墓はあります。
なぜここにお墓があるのか? 紫式部が生まれ育ったのが、どうやらこのあたりらしい。紫式部の住まいは廬山寺にあったと言われ、ここで「源氏物語」や、「紫式部日記」などを執筆しました。
廬山寺は、節分で有名なお寺ですが、最初は與願金剛院という名で船岡山の麓に創建されました。後に現在の名前に変更、秀吉の都市計画(町割り)で京都御所の東に移転されました。

お墓は、小ぶりですが、よく手入れされています。
顕影会によるものでしょうか。

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