まひろ怒る、倒れる、泣く、また泣く

大河ドラマ・光る君へ 第五回「告白」

 五節の舞。舞いながらまひろが見たものは、
母を殺した男道兼、そしてその隣に座る三郎(道長)の姿でした。
この日からまひろは高熱を発し、寝込んでしまいます。

 薬、医者、そしてこの時代は何といっても、祈祷師、坊主です。
家族は手を尽くしますが、まひろは眼を覚ましません。

一方の三郎ですが、まひろが舞っているとき、気づいていなかったのです。
「会いたい」 その想いを託して、三郎は文を書きます。
文は届きました。次の満月の夜、二人は会うことになります。

 さて、ここで話変わって、花山天皇のことです。
とんでもない人が天皇になってしまった。誰もがそう思ったのですが、
意外や、熱心に政治に取り組み始めました。お気に入りの、少数の側近たちを相手に、親政の構え。
 関白藤原頼忠、左大臣源雅信、右大臣藤原兼家ら重臣たちは、政治の場から追い出された形。
これまで仲の悪かった三人が、鳩首して対策を練ったりしています。

 さあ、満月の夜となりました。
まひろと三郎は、謎の男直秀の手引きにより、再会を果たします。
まひろの眼から、とめどなく涙が流れました。なんで、あのにっくき人殺しの弟が、この三郎なのか。そして、六年前のあの日、まひろは気がせくあまり道に駆けだしてしまったのです。そこへ、道兼の乗った馬がやってきました。驚いた馬は、道兼を振り落とす。怒り狂った道兼は、まひろに襲いかかり、止めに入った母千早を切り殺してしまったのです。
あのとき自分が駆けだしてさえいなければ‥‥
さまざまな思いが、このあふれる涙の正体なのです。

まひろは、口をへの字にして泣いています。

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1件のコメント

  1. 昨夜は春一番で、風の音で何度か目を覚ました。
    紫野には高校と大学時代の友達が5人も住んでいて、そのうち4人は高齢になってから紫野に移った。何かいいところがあるのかな?みんなLINEやFacebookでつながっているので、植物園・賀茂川の季節変化はリアルタイムで画像で見ています。
    ところで、まひろの泣き顔ですが、描いた人に似ていると思ったのだけど。

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